スマホのバッテリー膨張はどうする?充電停止から修理・処分までの安全手順

スマホのバッテリーが膨張したら、充電ケーブルを外し、使用を中止するのが最優先です。画面や背面を押し戻す、穴を開ける、自分で分解する、一般ごみに出すのは避け、メーカー・購入先・自治体へ安全な受け渡し方法を確認してください。

目次

スマホのバッテリー膨張は放置してはいけない

スマホに使われるリチウムイオン電池は、小型でも多くの電力を蓄えられる一方、劣化や高温、強い衝撃などによって異常発熱や発火に至ることがあります。

NITE(製品評価技術基盤機構)によると、2020年から2024年までの5年間に通知されたリチウムイオン電池搭載製品の事故は1,860件で、その約85%に当たる1,587件が火災事故へ発展しました。事故件数は気温の上昇とともに増え、6月から8月にピークを迎える傾向も示されています。※1

9月に入っても車内や直射日光の当たる窓際は高温になります。「夏が終わったから大丈夫」と考えず、端末の形や発熱に異変があれば、充電して様子を見るのではなく使用を止めましょう。

バッテリー膨張を疑う5つのサイン

次の症状がある場合は、内蔵バッテリーの膨張や劣化を疑います。

  1. 画面と本体フレームの間に隙間ができた
  2. 背面パネルが浮いた、中央が盛り上がった
  3. ケースに入らなくなった、机に置くと端末がぐらつく
  4. 軽い操作や充電中に以前より異常に熱くなる
  5. 電池の減りが急に速くなった、充電できない、突然電源が切れる

楽天モバイルの公式解説でも、電池持ちの悪化、充電不能、充電中の異常発熱、画面・背面の浮き、画面表示の異常が初期症状として挙げられています。※2

ただし、電池の減りが速いだけなら、アプリの動作や電波状況など別の原因も考えられます。外装が浮いている、局所的に膨らんでいる、異臭・煙・異音がある場合は、原因を自分で切り分けようとせず安全確保を優先してください。

膨張に気付いた直後の安全手順

1.充電と使用を中止する

まず充電ケーブルを外し、操作をやめます。端末が熱くなく、安全に操作できる状態なら電源を切ってください。すでに強く発熱している、煙や異臭、「シュー」という音がある場合は、無理に端末へ触れず離れて、周囲の人にも知らせます。火や煙が出た場合は119番へ通報してください。

NITEは、異常を感じたら直ちに充電・使用を中止するよう案内しています。万一発火した場合は、まず安全を確保し、可能な場合は大量の水で消火したうえで119番通報するよう示しています。※1 実際には周囲の状況を見て、消火より避難を優先してください。

2.押さない、曲げない、穴を開けない

浮いた画面や背面をテープやケースで押し戻してはいけません。NITEには、膨張したモバイルバッテリーを押し込んだ際、内部ショートが起きて発火した事例があります。※3

スマホでも考え方は同じです。膨張は内部にガスが発生している可能性を示すため、圧力をかける、針を刺す、分解して電池を外すといった行為は危険です。冷蔵庫や冷凍庫で急に冷やす、水に浸して保管するといった自己流の処置も避けてください。

3.安全な場所で一時保管する

発熱や煙がなく、安全に移動できる場合だけ、布団、紙類、カーテンなど燃えやすい物から離し、直射日光の当たらない場所へ置きます。落下や圧迫を避け、子どもやペットが触れないようにしてください。

密閉容器へ入れる、重い物を上に載せる、長期間そのまま保管するのは適切ではありません。一時保管は相談先へ安全に引き渡すまでの短時間にとどめます。

4.相談先に「膨張している」と先に伝える

端末メーカー、購入した携帯電話会社、販売店の修理窓口へ連絡し、必ず「バッテリーが膨張している」と伝えます。通常の宅配修理や持ち込み方法をそのまま使えない場合があるため、梱包や運搬方法も相談先の指示に従ってください。

やってはいけないこと

避ける行動理由
充電して動作確認する充電中に異常発熱が進む可能性がある
浮いた画面を押し戻す電池へ圧力がかかり、内部ショートにつながるおそれがある
自分で分解・交換する内蔵電池を傷つける危険がある
データ移行のため長時間使う膨張後はデータより安全確保を優先すべき
郵送方法を確認せず送る危険物として取り扱いに制限がある場合がある
一般ごみや不燃ごみに混ぜる収集車や処理施設の火災につながるおそれがある
店頭の電池回収箱へ勝手に入れる膨張・破損した電池は回収対象外の場合がある

JBRCは、解体された電池パック、破損、水濡れ、膨張した電池を同団体の回収対象外としています。※4 「家電量販店の回収箱なら何でも入れられる」とは限らないため、持ち込む前に店舗または自治体へ確認してください。

修理と買い替えはどう判断する?

具体例1:購入から2年で、ほかに不具合がない

端末の動作や画面に問題がなく、OSのサポート期間も残っているなら、正規窓口での電池交換を先に検討できます。保証サービスの加入状況、見積額、修理中の代替機、データ消去の有無を確認しましょう。

電源を入れられる段階でバックアップを取っておく習慣は大切ですが、すでに膨張している端末をバックアップ目的で再充電してはいけません。クラウドに残っているデータを別端末から確認し、不足分は修理窓口へ相談します。

具体例2:4年以上使用し、充電端子や画面にも不具合がある

電池交換以外にも複数の修理が必要なら、買い替えを含めたTCO、つまり今後も使い続けるための総費用で比べます。見積額だけでなく、修理後に何年使えるか、セキュリティ更新が続くか、必要なデータ容量が足りるかも判断材料です。

費用を抑えるために非正規部品を選ぶ方法もありますが、部品の品質、修理保証、端末メーカーの保証への影響を確認できない場合は慎重に判断してください。最安値だけで決めず、安全性と保証を含めて比較するのが現実的です。

膨張したスマホの処分方法

環境省は、不要になったリチウムイオン電池や搭載製品について、家庭から出す場合は住んでいる市区町村のルールに従うよう案内しています。※5 自治体により「有害ごみ」「危険ごみ」「小型家電」など区分や回収場所が異なります。

処分の流れは次のとおりです。

  1. 自治体サイトで「リチウムイオン電池」「膨張」「スマートフォン」を検索する
  2. 膨張品を受け付ける窓口と日時を確認する
  3. 持ち運び方法を自治体または販売店へ事前に聞く
  4. 指示された状態で直接引き渡す

「電池を使い切ってから捨てる」という一般的な案内があっても、膨張したスマホを放電目的で使い続けるのは避けます。正常品と異常品では扱いが異なるため、膨張している事実を必ず伝えてください。

楽天モバイル利用者が確認する窓口

楽天モバイルでは、購入場所、購入時期、物理的な損傷、保証オプションへの加入状況などによって修理・交換の問い合わせ先が異なります。公式FAQから条件に合う窓口を確認してください。※6

Rakutenオリジナル製品の内蔵電池は、自分で交換せず、製品を預けて修理対応を受ける案内になっています。※7 修理費用や対応可否は機種と状態で変わるため、公開直前・依頼直前に最新情報を確認しましょう。

キャンペーンバナー

中間管理職としての結論

スマホのバッテリー膨張は、設定変更や再起動で直すトラブルではありません。充電と使用を止め、圧力や衝撃を加えず、専門窓口へ引き渡すまでが一つの安全手順です。

修理か買い替えかは、使用年数、ほかの故障、更新サポート、見積額を並べて判断します。ただし、比較のために膨張した端末を使い続けるのは本末転倒です。まず安全を確保し、その後で費用と使い方を整理してください。

買い替えに合わせて楽天モバイルを検討する場合は、生活圏の通信エリア、対応端末、料金、保証内容を公式ページで確認しましょう。従業員紹介を利用する場合も、申し込み前に以下のリンクへアクセスし、最新の特典、対象者、エントリー手順、併用条件を必ず確認してください。ポイント数や適用条件は変更される可能性があるため、本稿では確約しません。

https://r10.to/hPVykJ

キャンペーンバナー

出典(2026年9月16日参照)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次